講座での小さな一歩が大きな飛躍へ

こんにちは。
小宮山龍一です。

今日は、私が担当している講座で感じた、「人がどのように成長するのか」という瞬間を共有したいと思います。この話を聞けば、あなた自身が抱える問題や挑戦に対する新たな視点を得られるかもしれません。

また、私自身がどれだけ受講生の成長に刺激を受けているのか、その実感もお伝えできればと思います。

少しお時間、どうぞお付き合いください。

メタ認知と成長の証

昨日の「学び方のデコード」講座でのことです。

受講生のNさんが、「”本当の自分”というのは、西洋的に見るとこういうことで、東洋ならこういうことなんですよね」という発言をされました。

何気ない一言のように思えるかもしれませんが、私にとっては大きな衝撃でした。

Nさんは今年5月の東京美学倶楽部 東京第三支部の開始と同時に入会され、共に学んでくださっている方なのですが、入会時のNさんから大きく変化、成長していることを感じ取れたからです。

Nさんの発言をより深く構造的に考察してみると、世界の知識を西洋と東洋という2つの大きなカテゴリに分け、それらを上から俯瞰する形で発言しています。

言い換えれば、彼は一段上のメタ認知のレベルで考えを述べているのです。

講座の高度な内容と受講生の挑戦

3ヶ月前のNさんからは想像もつかないような発言を、今ではご本人はサラリと口にしているのですから、これは非常に注目すべき進展です。

Nさんがこのような発言ができるようになった背景には、単に情報をインプットしているだけでなく、その知識を独自のフレームワークで処理し、さらにはそれを自分自身と照らし合わせています。その上で、このような洞察を他人とも共有する段階にまで至っていると言えるでしょう。

私の提供する講座は、高度な問題に取り組むことが多いため、Nさんも当初は理解できない部分が多かったと思います。しかし、わからない箇所がある中でも、その課題に対して積極的に食らいついていくことで、人は確実に成長します。

今回のNさんの例で、その成長と挑戦の素晴らしさを改めて感じ取ることができ、私自身も大きな刺激を受けました。

壁と成長の価値

私自身も含め、何か新しいことに挑戦する際に、その壁が高すぎると感じることがよくあります。しかし、この受講生の例から学べるのは、高い壁があっても、一歩一歩前に進む勇気が何よりも大切であるということです。そのような勇気で乗り越えた壁の先には、新しい自分、新しい世界が待っています。

変化と成長は、具体的な挑戦から始まります。その一つ一つの挑戦が積み重なることで、人は確実に成長していくのです。新しいことに積極的に取り組んで、その過程から何を学び取るか。その学び自体がすでに、新しい「自分」を形作っていると考えられます。そして、その新しい「自分」は、次の挑戦と成長への布石となるのです。

こうして見ると、私が担当するこの講座が、受講生だけでなく、私自身にも多くの学びと成長をもたらしていることに感謝するばかりです。このような有意義な経験をこれからも多くの方々と共有できれば幸いです。

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